日本人工芝委員会 
人工芝を購入または設置する際に、「滑りやすいのでは？」という不安を感じたことはありませんか？特に雨が降った後や、子どもやペットが遊ぶ場所として使う場合、滑りやすさは大きな懸念材料です。最近では、より安全な人工芝が開発されていますが、適切な選び方やメンテナンス方法を知らなければ、思わぬ事故に繋がる可能性もあります。
人工芝が滑りやすくなる原因とは？
人工芝が滑りやすくなる主な原因としては、次の3つが挙げられます。
①水はけの悪さ
雨が降った後や水撒きの後に水が人工芝の表面にたまると、非常に滑りやすくなります。水はけの良し悪しは、人工芝の設置方法や基盤となる地面の状態によって大きく左右されます。
②人工芝の素材
安価な人工芝や古いタイプの人工芝は、表面が滑りやすい素材でできていることがあります。これらの素材は特に湿気があるときに滑りやすくなります。
③表面の汚れ
落ち葉や泥、カビなどが人工芝の表面に堆積すると、滑りやすさが増します。特に湿った状態の汚れは、摩擦を減少させ、滑りやすくする原因になります。
滑りにくい人工芝を選ぶための3つのポイントと対策
滑りにくい人工芝を選び、快適で安全な環境を作るためには、次の3つのポイントに注目しましょう。
①水はけの良い人工芝を選ぶ
人工芝の下に排水用の砂利や砂を敷くことで、雨水や水撒きの水がしっかりと排出されるようにします。さらに、透水性の高い人工芝を選ぶことで、水たまりができにくくなり、滑りやすさを防ぐことができます。水はけの良い人工芝の選び方や作り方については以下の記事で解説しています。
②質の高い人工芝を選ぶ
価格だけでなく、素材の質にもこだわりましょう。最新の人工芝は滑りにくい加工が施されているものもあります。特に、柔らかくて滑り止め効果のある繊維を使用した人工芝は、安全性が高いです。日本人工芝委員会でおすすめしている人工芝は以下リンク先に貼ってあります。
③定期的なメンテナンスを行う
表面の汚れをこまめに掃除し、必要に応じてブラッシングを行うことで、滑りやすさを防ぐことができます。また、カビやコケが発生しないように定期的に点検することも大切です。人工芝の洗い方やメンテナンスについては、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
人工芝が滑りやすくなる原因を理解し、適切な対策を講じることで、安全で快適な環境を維持できます。水はけの良い基盤作り、高品質な人工芝の選定、そして定期的なメンテナンスは、滑りにくい人工芝を保つための重要なポイントです。これらの対策を実行して、安心して人工芝を楽しみましょう。
