日本人工芝委員会 
勾配のある場所に人工芝を敷こうと考えている方は、「上手に敷けるのか？」と不安に思っているかもしれません。特に、雨が降った際に水が溜まるのではないか、または人工芝が滑りやすくなるのではないかという心配もあるでしょう。最近では、勾配のある庭や斜面でも安心して使用できる人工芝が注目を集めています。
勾配がある場所に人工芝を敷くメリットと注意点
勾配のある場所に人工芝を敷くことには、いくつかのメリットがあります。まず、土が流れるのを防ぐことができる点です。人工芝は土壌をしっかりと覆うため、土壌流出を防止し、景観を保つことができます。また、雑草が生えにくくなるため、メンテナンスの手間も省けます。
ただし、注意が必要な点もあります。例えば、勾配が急すぎると人工芝が滑りやすくなるため、しっかりと固定することが重要です。また、水はけを良くするための適切な下地処理が求められます。これを怠ると、雨水が溜まり、人工芝が劣化しやすくなる可能性があります。
勾配のある場所に人工芝を敷く際の具体的な方法
では次に、勾配がある場所に人工芝を敷くための基本的な手順を以下に紹介します。
下地作り
勾配のある場所でも人工芝がしっかり固定され、水はけが良くなるよう、まずは下地を整えます。砂や砕石を敷き詰めて、しっかりと転圧しましょう。これにより、人工芝の滑りを防ぎ、耐久性を高めることができます。下地についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
排水処理
水はけを確保するために、排水用の溝を作るか、排水性の高い素材を使用することが推奨されます。これにより、雨水が自然に流れるようになり、人工芝の長寿命化につながります。排水性の高いおすすめ人工芝は以下にリンクを貼ってあります。
また、水はけの良い人工芝の作り方について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
固定
勾配がある場所では、人工芝をしっかりと固定することが重要です。U字ピンやアンカーなどを使用して、芝が動かないようにしっかりと固定します。特に、芝の端や角の部分は念入りに固定する必要があります。
まとめ
勾配のある場所に人工芝を敷く際には、適切な下地作りと排水処理、そしてしっかりとした固定が必要です。これらのポイントを押さえておけば、勾配がある場所でも美しい人工芝の景観を長く楽しむことができるでしょう。もし、施工に不安がある場合は、専門業者に依頼することも検討してみてください。
